6月の受験直前期と言われる時期に入り、
この時期は全国模試の時期でもあります。
TACは全国公開模試(私の時代は全答練と言っていたような・・・)と
大原の全国統一公開模試の
2つがよく知られているところです。
この2つの模試は、これ単体で受けることができるので、
TAC派の私は、大原の全国模試が気になっていた時期がありました。
この模試って両方受けた方がいいのでしょうか?
Contents
受験1年目は時間があれば受けた方がいい
税理士の受験1年目の方は
私は受けた方がいいと考えています。
これは単なる試験慣れのためです。
本試験の独特の緊張感でも実力が出せるように
普段テストを受けている場所と違う場所で
問題を解いて、緊張に慣れておく必要があります。
ただ受験1年目でもあまり勉強が順調に進んでない方は
模試受けるよりも分からない箇所の復習に時間を充てた方がいいでしょう。
受験専念型は両方受けるのもあり
『受験専念の時期』と『仕事と両立の時期』の両方を経験からした私としては
受験専念なら両方受けるもの
ありです。
受験専念の状態ですと、解く問題が無くなってきます。
私は法人税の2年目の時はTACに在籍して受験専念の時期でしたが
最後のあたりはもう答練解き過ぎて、やる問題が無くなっていました。
友人伝いに大原の問題を借りて解いたりしていましたが
ただ教室で解いているだけですと緊張感もありませんので
大原で新鮮な気持ちで総合問題を解くのは
やっておいて損はありません。
働きながら受験型は受けなくてもいい
働きながら受験をされる方は、
他校の模試を受かる必要は無いです。
なぜって
時間がないからです。
働きながらで過去に何度か受験経験があるのでしたら
試験の緊張感も知っていますし、時間もありませんから。
私は受けた年はありましたが、受けなくてもよかったなと
思っていました。
働きながらですと、やっぱり勉強時間が少なくなります。
総合問題の中でだれでも答えれるような問題を解いていても
ケアレスミスを減らす練習くらいにしかなりません。
他校の模試を受けて時間を使うくらいなら
過去に間違った問題を繰り返し解いて苦手な部分を減らしましょう。
理論は気になるから情報を入手する
他校の全国模試を受けないと言っても
どんな問題がでたのか、特に理論の問題は気になります。
私の場合は会社内に大原で同じ科目に通っているのがいたので
その人に問題を見せてもらいました。
理論の柱上げの練習にだけ使用しました。
(計算問題は時間が勿体無いので使いませんでした。)
今の時代は、理論は暗記だけしても点数が伸びないので
色々な問題に触れてみましょう。
最後に
全国模試は判定が良くても悪くても
そこまで気にする必要はありません。
全国模試でDとかEの判定でも合格する人はサクッと合格していきます。
問題は間違え方です。
よくよく考えたら解けてた問題だったり
単なるケアレスミスだったりで、
点数が低いようでしたら、
それは気にする必要があります
でも理論で今度覚える予定だった理論がたまたま出題されて
点数が低いようでしたら、しょうがありません。
本試験までの勉強スケジュールに組み込み
本試験までに覚えれば済む話です。
全国模試は気合が入るところではありますが
目標は本試験ですから、
模試が悪くても気にせず
本試験を受かるためにスケジュールを組んで勉強していきましょう。
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【きょうのひとこと日記】
午前は税務調査の打ち合わせで税務署へ。
午後からはMFクラウドでデータ確認
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