会計freeeの請求書を使っていくなかで
「不便だな~」って
思うことの1つに過入金の場合の処理があります。
例えば、請求書の金額30,000円だった時に31,000円ご入金をいただいた場合などです。
(実際はこんな間違えはないと思いますが。)
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繰越欄にマイナス表記されない
例えば、
9月報酬額 30,000円
9月入金 31,000円
9月末時点 過入金額1,000円
10月報酬額 30,000円
9月過入金額 -1,000円
10月請求額 29,000円
とこんなようなことがあったとします。
まず10月の請求書の繰越欄に▲1,000円と表記してもらいたいんですが
freeeの請求書ではそれができません。
前回1,000円多く入金いただいてしまった場合に、
今回の請求書でマイナスしたいのですが、
繰越欄には0円より少ない金額は表記できないようで
過入金分は請求書に連動しない形になります。
ではどうしたらいいのでしょうか?
過入金の金額を相殺後に、
請求する金額があるかどうかにより変わってくることになります。
過入金の金額を相殺後、請求額がある場合
先ほどのように
9月報酬額 30,000円
9月入金 31,000円
9月末時点 過入金額1,000円
10月報酬額 30,000円
9月過入金額 -1,000円
10月請求額 29,000円
の場合ですが、
さきほどお伝えしたように、繰越額には「-1,000円」と記載できません。
そんな時は
手間にはなりますが
請求書の請求額の内訳の欄に
「過入金▲1,000円」
と記載して、その分を控除しています。
ただこの際に、
連動する科目を何も変更しないと
「売上」のマイナスになってしまい
損益にも消費税額にも影響が出てきてしまうので
科目については
「売掛金」、「前受金」、「仮受金」など
過入金時に使った科目を設定します。
過入金の金額を相殺後、請求額が0円になる場合
例えば、
9月報酬額 30,000円
9月入金 60,000円
9月末時点 過入金額30,000円
10月報酬額 30,000円
9月過入金額 -30,000円
10月請求額 0円
と、こんなような場合です。
過入金の金額が30,000円あって
次の請求金額は30,000円以下の場合には、
その時の請求額は0円になります。
この時
私としては、
今回の請求額は30,000円となりますが、
過入金分の30,000円を充当させていただき
ご入金いただく金額は0円となります。
というのを請求書で表現したいところです。
つまり、請求書は発行しますが、今回のご請求額は0円としたいのです。
これをfreeeの請求書で作成しようとすると
実はできないのです。
最終の請求額が0円というものを作成しようとすると
「保存ができません」
となってしまいます。
保存できないと、そもそも
請求書から会計帳簿に売上などの連動がかかりませんから
保存ができる状態にしないといけません。
しょうがないので
そんな時は、
通常通り請求書を作成し
「過入金額が○○円あり、今回の請求額と相殺させていただきますので、
今回はご入金していただく必要はございません」
といった形でお伝えするしかないのかなと考えています。
最後に
過入金があるときにちょっと気を付ける部分について
お伝えしました。
売上との連動もあるので、
簡単にはシステムが変えられないのかもしれませんが
そのうち、
繰越にマイナスが表示できるようになったり
0円の請求書が作成できるようになれば
より使いやすくなりますね。
今日は打ち合わせの後に近所のお花屋さんへ。
色々お花があって迷いました。