会計事務所が求める人材ってどんな人でしょう。
これは事務所の規模、スタイル、また求人の時期によっても変わってきます。
個人的な意見ですが、まとめてみました。
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業界未経験者は試験後の8月がメイン。
税理士試験が終わった8月に専門学校などで就職の面談会などがあります。
8月は各事務所、ある程度試験勉強をした人達を採用するためこの面談会に参加します。
将来担当者としてお客様との対応ができるようになる人材を探しているので、
試験がある程度合格していたり、
その年の試験の手ごたえがあったりした人が対象となります。
事務所経験があると惹かれるものもありますが、
業界的に9月10月はそれほど業務も忙しくないので、
未経験者であっても教えていく時間も確保できますから
特に気にする必要はありません。
業界経験者は結果発表後の12月がメイン
試験結果発表後の12月にも専門学校で就職面談会が開催されます。
12月の採用は、年末調整や確定申告の時期に入社時期が重なってくるため
出来れば、業界経験者の方を採用したいと思っています。
腰を据えて未経験者を教えている時間が少ないからです。
かといって未経験者だから採用されないということはありません。
以前、税理士試験の受験者数のことでこのよう記事を書きました。
→来週は税理士試験の合格発表 会計事務所選びはどう考える?
ここの記事でも載せていた税理士受験者数を見てもわかるように、
ここ10年くらいで受験者数はどんどん少なくなってきています。
業界に新しい人材が少なくなってきているのです。
そのため、いい人材がいれば未経験者でも採用はしたいのです。
その他の時期はだれをターゲットにしているの?
8月12月は、上の内容のようにターゲット(欲しい人材)がある程度見えてきます。
ではその他の時期は、どのような人材をターゲットにしているのでしょう?
これは、様々な理由があります。
①誰かが辞めるので、その代わりを募集する場合。
②事務所が大きくなり、人手が足りなくなったために募集する場合。
③これから事務所拡大を考えて、早めに募集をする場合。
など色々考えられます。
①②は業界経験者の方が採用されやすいですし、③は経験者未経験の差はあまりないでしょう。
これらは採用の募集要項などでわかる場合もあれば、わからないこともあります。
最後に
色々書きましたが、8月、12月、その他の時期、
どのタイミングであっても、気になる事務所があれば、
とにかく面談を受けてみたり、採用募集に応募するなり行動に移すべきです。
行動に移さなければそもそも採用されませんから。
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【きょうのひとこと日記】
先日は友人おススメの白レバーを食べました。
かなり美味しかったです。
また機会があれば行きたいです。
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