隠れた原因が何かあるかもしれません。
答えは表面上にあるわけではなくて、
もっと奥にあることがあります。
たとえば、売上が減少している。
原因はどこにあるんでしょうか?
※写真のお店は、昨日行ったチョコレート屋さんですが
本文とは全く関係ありません。
おしゃれで雰囲気もいい素敵なお店でした。
Contents
原因を分解して考えてみる。
売上は
単価×数量
に分解できます。
つまり、売上が下がった原因は
単価(値決め)が問題だったのか?
数量が減ったのか?
って考えることができます。
今回は調べてみると、数量が減ったことが原因だとします。
じゃあ『数量を増やすように営業方法を考えよう!!』
これでいいんでしょうか??
営業方法を考えるのも大切なのかもしれませんが、
もっと原因を探る必要もあるのではないでしょうか?
なぜ?なぜ?なぜ?と問題を深堀する。
例えば、売上の減少を例になぜを深堀して考えてみましょう。
売上げが前期より減少している。
なぜ?
↓
販売数量が減ったから。
なぜ?
↓
新規のお客様は一定数を保っているが、
リピートのお客様は減っている。
なぜ?
↓
人が足りなくてサービスが低下している。
なぜ?
↓
新人が入ってもすぐ辞めてしまって
定着しない。
なぜ?
↓
新人が育つ環境がなく成長できるか不安を持っている。
売上げの減少の隠れた原因に
『新人が育つ環境がなく成長できるか不安を持っている。』
ということが繋がっているとわかります。
売上減少を食い止めるために、
隠れた原因である『新人の教育環境の改善』が必要かもしれません。
このように隠れた原因を考えてみることも必要です。
仮説と検証でなぜの次を考える。
実際に考える時は、なぜ?の次の答えは、そう簡単には見つかりません。
『新規のお客様は一定数を保っているが、
リピートのお客様は減っている。』
のなぜ?に対して
『人数が足りなくて』としましたが、
『サービスマニュアルが不十分』という仮説も考えられます。
本当に人数が足りないのか、マニュアルが不十分なのか、
これらの仮説に対し、検証を行い、
より納得した『なぜ?』の答えを探していきます。
今回の例は、わかりやすく売上げを使って考えましたが、
答えは1つではありません。
色々な仮説を立てて、考えてみることで予想外の原因が見えてくるかもしれません。
仕事の面でも考えてみる。
仕事面でも考えることができます。
仕事の残業が多い原因を探り、その解決方法を考えます。
仕事量×仕事の効率
と分解して考え、
仕事量が適切なのか?
仕事の効率は問題ないか?
などと深堀していくことで原因を探ってみるのもいいでしょう。
仕事量が適切ではないなら、その原因を仮説と検証で考え解決策を見つけていきます。
『仕事量』と『仕事の効率』と両方原因があったとしても、
一つずつ解決策を探っていくべきです。
両方同時にやっていくと思考がまとまりにくいので。
最後に。
今回は原因を探るのに活用しましたが、
何か行動をするときも、
深堀して仮説検証をしていくと、
考えが自分のなかでまとまりやすくなります。
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【きょうのひとこと日記】
遺言関係の手続きで公証人役場へ。
地域によって大きさも違いますね。
公証人の方もとても感じのいいかたでした。
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