経理の効率化を考えると、クレジットカードでの支払いが便利です。
起業をするとどうしても出てくるのが、
帳簿の管理です。
その中でも、現金の管理はなかなか大変です。
その現金の管理をなるべくストレスなくするためには、
現金の支払いをカードでの支払いにしていくと便利です。
Contents
現金の管理はなかなか大変
現金と帳面の流れはこのようになっています。
事業用の財布として分けていても、
領収書をもらうのを忘れたり、
ちょっとしたことで事業用の財布の方から使ってしまったり、
残高が合わなくてストレスが・・・・。
なんてことが多いのではないでしょうか。
これは現金での支出が多くて管理が大変なのが原因です。
なるべく現金での支出を減らすことで、
現金出納帳の管理を減らせば、ストレスも軽減されます。
クレジットカードでの支払いにシフトしていく
現金での支払いを減らしていくには、
現金での支払いをクレジットカードでの支払いにシフトしていくことです。
クレジットカードでの支払いの経理面のメリット
クレジットカードでの支払いのメリットは、
①現金の管理が少なくなることで、現金出納帳を記載する量が減る。
②現金の管理が少なくなることで、現金の残高が合わせやすくなる。
③クラウド会計などと連動することで、会計入力の手間が省ける。
④支出を少し後ろにズラせるので、資金繰りの予定がたてられる。
などがあります。
クレジットカードでの支払いの経理面のデメリット
特にデメリットはありませんが、
あえてあげるなら、
現金が無くても使えるので、
使い過ぎてしまう事があること。
くらいでしょう。
クレジットカードでの支払いの経理面での注意点
領収書は捨てちゃダメ
クレジットカードで支払いをした場合、
明細が送られてくるので、
どの会社に支払いをしたかは分かります。
でもこれ、あくまで支払先の明細が記載されているだけなので、領収書の代わりではありません。
消費税の計算をする場合、領収書の保管が必要になります(法人税や所得税では保管義務はありません。あったほうがいいですが。)
そのため、「カード払いで明細により支払先が分かるから領収書捨てちゃってもいいよね」というのは、
ちょっと待ってください!!
クレジットカード払いでも領収書はとっておきましょう。
領収書の保管の方法は
クレジットカード払いでの領収書は、
現金払いの領収書とは分けて管理しましょう。
混ざってしまうと、現金出納帳にカードで払ったものを間違えて記載してしまうと、経費が二重になってしまいます。
管理といっても、
一月ごとに現金払いの領収書とカード払いの領収書を別々の封筒に入れて混ざらないようにするくらいでも大丈夫です。
この時、使った日付順に並べてクリップなどでとめておくと、
明細と確認する時に分かりやすくなります。
最後に
帳簿の管理は大切なことですが、
それに時間を取られて、
経営面や営業面などが疎かになってしまうのでは、意味がありません。
なるべく帳簿管理を効率化していくことで、経理面でのストレスを減らしていきましょう。