税理士試験の理論の暗記。
なかなか覚えられないですよね。
5月に入ると、直前期と言われる期間に入ります。
テストの数も増えてきて、理論を覚えるペースも速くしていかなくてはなりません。
理論の暗記は色々あると思いますが、今日は私の暗記の方法についてご紹介したいと思います。
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理論は書かずに覚える
書いた方が覚えがいいと言う方もいますが、
私はテストの時以外は書いていませんでした。
書いた方が覚えられるとしても、
1つの理論を20分かけて書いたとしたら、
読んで覚える場合、
20分で4回転くらいできます。
結果的に、20分での理論の定着は同じくらいではないでしょうか?
それなら4回読んで、
自分が覚えにくところを見つけて、
そこを重点的に覚えた方が効率がいいです。
繰り返し読むことで、
リズムがつかめてきて、
そのうち次の言葉が繋がってきます。
読んで覚える。でも流し読みは効果が薄い。
読んで覚えると言いましたが、
小説を読むかのように、
さらさらっと読んでも記憶は定着しません。
何も考えずにただ読んでて理論が覚えれればこんな素晴らしい事は無いのですが、
悲しいかな、
それでは全然覚えれないのです。
実際、私が勉強している時、
『20回くらい読んだら覚えてくる』
って確か、法人税の先生に言われ、
何にも意識せず、
ただただ20回くらい同じ理論を読んだことがあったのですが、
それよりも、覚えようと思って、
気合い入れて読んだ1回の方が、
断然覚えてました。
読んで覚える方法
隠して覚える
読んで覚える方法ですが、私はオーソドックスに、
ポストカードで隠して、
一行ごとにブツブツ言いながら覚えていきました。
一行言えたら、下へ、
また一行言えたら、下へ、
とポストカードを下げていきます。
(※写真は当時使ってたポストカード、使い過ぎでボロボロに…..)
初めて覚える理論は、
見開きの両ページを覚えるのに、
だいたい1時間〜2時間くらい。
どんなに丁寧に覚えても、
最初は翌日にはすぐ忘れます。
忘れるなんて当たり前
どんなに一生懸命覚えても、
翌日に、そのまま覚えてることなんて、
直前の追い込み時期まで、
そんな状態ありません。
ではなんで覚えるのか?
直前期に理論の記憶の回復を早めるためです。
理論は、一度覚えても、
すぐ忘れますが、
一度覚えたものは、
次暗記する時に、覚えるまでの時間が短くなります。
最初は1つ1~2時間かかってた暗記が、
忘れてても10~15分で記憶が戻ってくるようになります。
そして最後は思い出すのに、ほとんど時間がかからなくなります。
直前期にやっていたこと
直前期になると、
沢山の理論を同時に覚えないといけません。
本試験では、ほぼ全部の理論を覚えていくことに・・・・。
そのため、直前期は理論を何度も何度も覚えることをします。
理論をぐるぐる回すというものです。
柱を挙げる
ただ暗記を繰り返していても時間が勿体無いので、
ラスト1ヶ月くらいは理論を最初から、
柱だけを挙げる練習をしていました。
この柱を挙げるのだけは、紙に書いていました。
最終的には、ページのどのあたりにどの柱があるかを
イメージで覚えるようにします。
そうすると、試験で柱を挙げ忘れるということがなくなります。
最後に
理論は、知らないのが出たら、太刀打ちできません。
そのため、覚えられない理論でも、存在だけは確認しておきましょう。
ABランク以外は覚えないと決めたとしても、
CランクもABランクを暗記する過程で、
流し読みくらいしておきましょう。
そうするとその理論が存在していることは覚えているので、
あとは計算からひっぱてくればいいですしね。
もうすぐ直前期、3月決算もあり大変だと思いますが、
心を折られないようにがんばりましょう!!
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【きょうのひとこと日記】
今日は決算の打ち合わせ
お伝えしたことをどんどん吸収していただき、
年々スムーズになっていくのはとてもうれしいことです。
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